大阪ガスが移行ローン ガス発電所向けに350億円調達

大阪ガスは16日、カーボンニュートラルの取り組みを後押しするトランジション(移行)ローンで350億円を調達すると発表した。移行ローンでの調達はガス業界では初めて。三井住友信託銀行や農林中央金庫などから融資を受け、兵庫県姫路市で計画する天然ガス発電所の建設費用の一部に充てる。
資金調達期間は2029年1月までの6年間。建設を予定する「姫路天然ガス発電所」はガスだけでなく排熱も発電に利用し、高効率で発電できるという。発電規模は124万キロワットで、26年の運転開始を目指す。