ダイドー、名古屋の拠点売却 特別利益2億円を計上
ダイドーグループホールディングスは16日、子会社のダイドードリンコが持つ名古屋市内の土地や建物の売却で2023年1月期に約2億円の特別利益を計上すると発表した。自動販売機の設置に関する営業や飲料の補充業務などにあたる拠点として利用していたが、業務効率化のため移転し遊休施設となっていた。価格や譲渡先は非公表としている。
23年1月期連結決算は、原材料高やトルコ子会社での「超インフレ会計」の適用などの影響が見通せないとして業績予想を修正せず、「重大な影響が生じると見込まれると判明した場合は速やかに開示する」とした。