星野リゾート、関空近くに新ホテル 3月20日開業

星野リゾート(長野県軽井沢町)は16日、関西国際空港の対岸にある「りんくうタウン」(大阪府泉佐野市)で新ホテル「OMO関西空港 by 星野リゾート」を20日に開業すると発表した。ロビーにフライト情報を表示するモニターを置き、ホテルと空港を結ぶバスを1日8便用意。インバウンド(訪日外国人)や国内旅行者の需要を狙う。
ホテルは地上22階建てで700室あり、ツインルームの参考価格は1室あたり1泊1万6000円(食事代含まず)から。飛行機をテーマにしたロビーにはチェックイン用の端末を多数設置し、チェックアウトもスマホなどからフロントを通さずにできるようにした。
食事はビュッフェスタイルでテイクアウトにも対応する。サウナや半露天風呂付きの大浴場も設置。ロビーには地元の観光スポットの案内も掲示する。中里剛総支配人は「多くの人が寝るためだけのホテルを選んでいる現状に、一石を投じるホテルだ」と話した。
星野リゾートが関西で運営するホテルは、「星のや京都」(京都市)や「リゾナーレ大阪」(大阪市)、「OMO7大阪」(同)などと合わせて計7つになる。
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