合掌造り集落に広がる光 白川郷でライトアップ

世界文化遺産に登録されている岐阜県白川村の白川郷で15日、合掌造り集落のライトアップが始まった。霧が立ちこめる中、雪がまだらに積もったかやぶき屋根を照らすオレンジ色の光が暗闇に広がった。眼下に集落を見下ろす展望台では写真撮影を楽しむ観光客の姿が見られた。新型コロナウイルスの影響で2021年は中止、22年は初日のみの実施だった。
交通渋滞対策などのため、集落の観光は予約制。集落を見渡せる展望台への入場も事前予約が必要で、1日900人に制限されている。
ライトアップは2月19日までの日曜日の午後5時半~7時半に実施される。1986年に始まり、観光客らに人気となっている。〔共同〕