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日本電産の永守氏、CEO後継は「逃げない限り関氏」

(更新)

日本電産の永守重信会長兼最高経営責任者(CEO)は17日、株主総会後に開いた記者会見で関潤社長について「逃げない限りはCEOの後継者として育てる」と語った。世界的に不足している半導体を巡っては「メーカーが十分に供給できないなら自分たちで設計して開発してつくる」と話し、自社で生産する可能性も示した。

永守氏は2021年に関氏にCEOを交代したが、株価低迷などを理由に22年4月に同職に復帰した。「一番実績のある人が次のCEOだ」として、後継を選び直す考えを表明していた。

永守氏は17日、日産自動車出身の関氏について「日産経営から日本電産経営に変わってもらい名実ともに後継者になってもらう」と述べた。「見習いでいま一生懸命教えている」といい、「逃げたら生え抜きの人材にCEO職を渡す」と語った。

一方、会見に同席した関社長は「逃げる気は全くない」「目線を下げずに永守イズムを定着させていく」とCEO後継への意欲を改めて示した。

17日付で永守氏と同じ創業メンバーの小部博志副会長が代表取締役に復帰した。永守氏は「(自身と小部氏の)2人は最後のステージだ」と発言。同時に「業績が上がらなければ(次世代に)バトンタッチできない」とも語った。

電気自動車(EV)向けモーターシステム「イーアクスル」に搭載する半導体の確保について永守氏は「(半導体メーカーが)供給できない、その値段ではつくれないと言うなら自分でつくる」と話した。イーアクスルは今後、生産を拡大する方針だ。

会見に先立ち京都市内で開いた株主総会には、469人の株主が出席した。年初に比べ3~4割安い8000円台で推移する同社株について永守氏は「今後1万5000円から2万円になる。いまが買い時だ」と購入を促す場面もあった。

22年で78歳になる自身の年齢に言及し「私の家で90歳以下で死んだ人はいない。長生きのDNAがある」と述べた。株主からは中国の事業リスクや現在の株価などについて質問があった。23年4月から社名を「ニデック」に変更することを決議。時間は21年より12分長い97分だった。

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