関西は世界のiPS拠点になれるか 投資環境の改善が課題
都市の針路インタビュー 住友ファーマ・木村徹専務執行役員
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住友ファーマはiPS細胞から作って患者へ移植し、神経難病のパーキンソン病を治療する神経になる細胞を2024年度に発売する方針だ。iPS細胞を使う再生医療で国の保険が利く第1号になる可能性がある。
京都大学病院が進めるパーキンソン病の医師主導の臨床試験(治験)に協力しており、18年に開始してからiPS細胞から作った神経になる細胞を計7人の患者へ移植した。2年間かけて安全性と有効性を見極める。24年度...

2025年万博に向け、大阪・関西が動き出しています。魅力ある都市とは、絶えず新しいものが生まれ、そこで学びたい、働きたいと若者がやってくる「憧れの対象」です。長期低迷からの脱却をめざす都市の現状を描き、都市の進むべき道を考えます。