桜やコイ…社員職人の大阪アート包丁 親方の技を分業で
LBSローカルビジネスサテライト
堺市の伝統産業である包丁の製造。地元では長らく鍛冶や研ぎなどの各製造工程をそれぞれの職人が分業する体制だった。職人の高齢化や後継者難などを背景に、地元の青木刃物製作所(堺市)では社員に製造工程の一部を担わせる「サラリーマン職人」の仕組みを導入した。その一人、窪田美和子さんが担当するのは包丁の刃に文字などを彫る作業。特に窪田さんが自ら手掛け始めたのが、桜やコイ、五重塔など様々なデザインの彫刻だ。アートを施した包丁は海外で評価されて市場開拓につながっており、堺産の包丁に新たな価値を生み出した。
福岡で「LBSザ・フォーラム 九州」開催
◇日時 2月25日(土)午後2時〜5時45分(時刻は予定)
◇詳細・申し込み https://events.nikkei.co.jp/55261/(参加無料、事前登録制。応募者多数の場合は抽選)
日本経済新聞とTXN系列5局(テレビ大阪、テレビ愛知、TVQ九州放送、テレビ北海道、テレビせとうち)による動画コンテンツ「LBSローカルビジネスサテライト」。躍動する地域経済と地方企業の取れたてニュース・トレンドを各地のリレー方式で発信します。
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