パナソニック、ブランドは脱「最大公約数」 元電通の挑戦
Panasonic再起 第3部 変革は外から(3)
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パナソニックがブランド戦略を再構築する。複合企業の評価が株式市場で割り引かれてしまう「コングロマリット・ディスカウント」の課題を解決するため、多様な事業をひとつにくくる最大公約数的なブランディングからの脱却を目指す。旗を振るのは、あきんどスシローやピーチ・アビエーションで執行役員の経験も持つ、元電通社員だ。事業ごとに情報を連打するというブランド戦略で、分かりにくさから卒業できるか。
22年4月の...
