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高校生の就活、大阪府「1人2社」応募可に 離職防止狙う

(更新)

大阪府内の高校生の就職活動で応募先を1人1社に制限する現行ルールを見直し、2022年度から2社まで併願できるようになった。大阪府などが16日発表した。生徒が企業を選びやすくしてミスマッチによる早期離職を防ぐ狙いがある。全国では「1人1社制」が定着している。複数社の応募を認めているのは和歌山など3県で、大都市圏では初めてとなる。

高校生の主な就活には、企業が特定の高校に求人を出す「指定校求人」と全国の高校に求人情報を公開する「公開求人」がある。現行ルールでは、例年9月5日からいずれかの求人に1人1社しか応募できず、内定が得られなかった場合は「公開求人」で併願を認めた企業に限って例年11月1日から2社に応募できる。

大阪府教育庁や経済団体などでつくる「高等学校就職問題検討会議」が15日に開かれ、併願を認めた「公開求人」は9月5日から1人2社に応募できるようルール変更を決めた。1人1社を維持する「指定校求人」に応募しないことが条件となる。同会議は年度ごとにルールを維持するか見直すか検討する。

「1人1社制」は、生徒と企業を効率的にマッチングできるメリットがある一方、大卒の新入社員と比べて早期離職率が高いと指摘されている。厚生労働省と文部科学省は20年、都道府県教育委員会に制度見直しの検討を求めていた。厚労省によると、21年度時点で選考開始時から複数社への応募を認めているのは、秋田、沖縄、和歌山の3県にとどまる。

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