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グローリー、22年3月期業績下方修正 横領で21億円被害

貨幣処理機大手のグローリーは14日、2022年3月期の連結純利益が前期比23%増の70億円になりそうだと発表した。従来予想から5億円下方修正した。2月3日に発覚した子会社社員による横領の被害総額が約21億5500万円にのぼることが判明し、今期分の被害額11億8000万円を特別損失として計上したため。売上高の予想は3%増の2250億円のまま据え置いた。

横領は09年ごろから約13年にわたり続いており、グローリーは14日、過去の被害を反映する形で21年3月期決算などの一部訂正も発表した。同期の連結純利益は訂正前よりも3億3900万円少ない57億500万円に下方修正した。

グローリーは横領発覚を受けて2月4日に予定していた21年4~12月期決算の公表を延期。外部の弁護士らを交えた社内調査委員会を立ち上げて同8日に調査を開始し、3月14日に調査報告書の提出を受けた。

同報告書によると、コインロッカー事業などを手掛ける完全子会社、グローリーサービス(大阪市)で経理業務を担当していた社員が事業で得た現預金を繰り返し着服。同社の主な経理業務はこの社員が1人で担当し、銀行預金の残高証明書などを改ざんして上司らに報告していたため発覚が遅れた。社員は横領した金銭のほとんどを競馬や飲食などに使ったという。

同社員は11日付で懲戒解雇した。グローリーは業務上横領の疑いで刑事告訴することも検討している。

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