/

大阪府、部活休止とオンライン授業要請 5月5日まで

(更新)
大阪府庁(大阪市中央区)

大阪府は14日、新型コロナウイルス対策本部会議を開き、15日から府内の小中高校に対して部活動の原則休止を要請することを決めた。大学には部活動の自粛に加え、オンライン授業への切り替えも求める。府内では感染拡大が続き、14日は新規感染者が2日連続1000人を超えた。感染者に占める若年層の割合が高く、若者への対策強化で人と人との接触機会の減少を狙う。

吉村洋文知事は対策本部会議で「特に若い方の感染が増えている状況だ。(今回の対策で)子どもを感染から守る」と述べた。小中高校の授業については「教育活動は非常に重要」(吉村氏)として平常授業を継続しつつ、修学旅行など府県間の移動を伴う活動については中止か延期とするよう求めた。企業には出勤者数の7割削減を目指したテレワークの徹底を促した。要請期間はいずれも5月5日まで。

大阪府では5日から緊急事態宣言に準じる措置が取れる「まん延防止等重点措置」が適用されており、大阪市内の飲食店に午後8時までの時短要請を求めている。市内では対策状況を確認する「見回り隊」が稼働しており、15日から午後8時前後に繁華街で外出自粛の協力を呼びかけるチームも立ち上げる。

新型コロナウイルス対策本部会議を終えて、記者の質問に答える大阪府の吉村知事(14日午後、大阪市中央区)

政府への緊急事態宣言発令の要請について、吉村氏は14日の定例記者会見で重点措置の効果が出るとされる19日ごろの感染動向を見て判断する考えを改めて示した。宣言が発令された場合、百貨店やショッピングモール、テーマパークなどへの休業要請が必要との見方も明らかにした。

府によると、3月15日~4月5日の新規感染者のうち20代以下は41.4%を占め、第3波時(32.2%)より10㌽程度上回る。府内で感染拡大が続く変異ウイルスは子どもへの感染力が強いとされ、学校の屋内のクラブ活動でのクラスター(感染者集団)も複数報告されている。

府内では4月に入ってから1日当たりの新規感染者の最多更新が続いており、7日間平均の感染者は5日時点の552人から14日時点で933人と1.7倍となった。重症者も急増しており、確保病床に対する使用率は1日時点の42.9%から94.4%(14日時点)と2倍以上になっている。14日の対策本部会議で府幹部は「重症医療の危機に陥っている」との認識を示した。

春割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で申し込むログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で申し込むログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で申し込むログイン