大和ハウス、住宅営業は二刀流 データ駆使で対面補う
大和ハウス 10兆円への道(2)
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大和ハウス工業がデジタル技術を取り入れ新たな住宅営業に動く。年間5000棟もの注文住宅の販売データを使い、過去の図面や見積書から住宅の3D(3次元)モデル表示や販売価格の目安を提示できるツールを開発、導入した。設置負担が大きかった住宅展示場から転換して効率的な営業を追求する一方で対面重視の姿勢は変えない。独自の「住宅トランスフォーメーション」で、利益率が低迷する戸建住宅事業をテコ入れする。
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