任天堂「ゼルダの伝説」新作、23年5月に発売

任天堂は13日、人気シリーズ「ゼルダの伝説」の最新作の発売日を2023年5月12日にすると発表した。作品名は「ティアーズオブザキングダム」。同作は2017年の発売から累計2700万本以上が売れたニンテンドースイッチ向けソフト「ブレスオブザワイルド」(BOW)の続編で、ゲームファンから発売時期に注目が集まっていた。
ゼルダの伝説は1986年から続く任天堂の看板ソフトだ。特にBOWは国内外のゲームメディアがその年に発売されたソフトで最も優れた作品を選ぶ「ゲームオブザイヤー」を多数受賞するなど、高い評価を受けている。UBS証券の福山健司アナリストは8月15日付のリポートで、BOW続編は年間2000万本級の販売が見込めると予想している。
任天堂は同日、2023年内に人気シリーズ「ピクミン」の新作を発売すると発表した。前作「ピクミン3」は13年にWiiU向けに発売されたが、スイッチ向けでは完全新作が出ていなかった。宮本茂代表取締役フェローは同日公開した動画で「(新作では)地面に近いピクミンの視点でも遊べるようになる。ピクミン4をお楽しみに」とコメントした。
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