バウムクーヘン聖地に年320万人 滋賀の老舗、伝統と革新
LBSローカルビジネスサテライト
いま滋賀県内で最も集客力を持つ観光スポットとして知られるのが同県近江八幡市にある菓子店「ラ コリーナ近江八幡」だ。同市の人口(約8万人)を大きく上回る約320万人が1年間に訪れる。同店を運営するのは、バウムクーヘンで知られる洋菓子「クラブハリエ」や和菓子「たねや」の店舗を展開しているたねやグループ。かやぶきの民家をモチーフに設計された同店は「自然に学ぶ」をテーマとしており、従業員の手による水田などが見どころ。菓子づくりにおける原材料の大切さなどを顧客に伝える狙いがある。店内で出来たてのバウムクーヘンを食べられるとあってスイーツ好きには「聖地」のような存在になっている。たねやグループはこのほど、同店の敷地内に内部の見学もできる巨大なバウムクーヘン工場を設置した。ただ、店は今後も施設の増設など発展の余地を残す。次世代に引き継ぐことを前提とした老舗企業の経営哲学が店づくりにも反映されている。
福岡で「LBSザ・フォーラム 九州」開催
◇会場 エルガーラホール(福岡市中央区、オンラインで同時配信を視聴できます)
◇詳細・申し込み https://events.nikkei.co.jp/55261/(参加無料、事前登録制。応募者多数の場合は抽選)
日本経済新聞とTXN系列5局(テレビ大阪、テレビ愛知、TVQ九州放送、テレビ北海道、テレビせとうち)による動画コンテンツ「LBSローカルビジネスサテライト」。躍動する地域経済と地方企業の取れたてニュース・トレンドを各地のリレー方式で発信します。
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