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安倍氏銃撃、被告を大阪拘置所に移送 地検が追起訴へ

(更新)

安倍晋三元首相銃撃事件で、奈良地検は14日、建造物損壊など5容疑で追送検された山上徹也被告(42)を勾留先の奈良県警奈良西署から大阪拘置所に移送した。地検が近く追起訴し、殺人罪などと併せて裁判員裁判で審理される見通し。

弁護側は同日、被告の移送取り消しを求め、奈良地裁に準抗告の申立書を提出した。「遠方の大阪拘置所に収容する合理的理由は全くなく、弁護活動に支障を来す」と指摘し、2022年に開庁した奈良拘置支所に収容すべきだとしている。

山上被告は同日午前10時すぎ、紺色の上着に白いマスクを着け、前を向いて落ち着いた様子で車両に乗り込んだ。

県警は13日、被告を建造物損壊や公職選挙法違反(自由妨害)などの疑いで追送検し、県警による一連の捜査を終結した。

被告は22年7月8日午前11時半ごろ、奈良市の近鉄大和西大寺駅前の路上で、参院選の街頭演説中の安倍氏を背後から銃撃して殺害したとして、1月13日に殺人と銃刀法違反の罪で起訴された。

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2022年7月8日午前11時半ごろ、奈良市の近鉄大和西大寺駅近くの路上で発生した安倍晋三元首相銃撃事件。亡くなった安倍元首相の国葬が9月27日に日本武道館で行われました。首相経験者の国葬は1967年の吉田茂元首相以来、戦後2例目。最新ニュースや速報をまとめました。

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