大規模接種、大阪府庁舎に3会場設置 22年1月下旬以降

大阪府は13日、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種を促進するため、大規模接種会場を府庁舎に3カ所設置すると発表した。大阪府新別館(大阪市中央区)の北館と南館はそれぞれ2022年1月下旬から、残る大阪府咲洲(さきしま)庁舎(同市住之江区)は同年2月上旬から接種を始める計画だ。18歳以上の府民が対象となる。
政府が「2回目接種から原則8カ月以上経過」としている3回目接種の条件の前倒しを見越して準備を進める。3会場では米モデルナ製ワクチンを使用し、合計で1日3200人程度に接種できるとしている。22年7月末まで設置する予定だ。府は同年2~3月に接種希望者数がピークになるとして、4カ所目の大規模会場の設置も検討している。