関西輸出、150年で322万円→20兆円 最初の主力は茶
おカネ知って納得
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関西2府4県の輸出額は2022年に初めて20兆円を突破した。税関が発足し、日本で本格的に貿易が始まって丸150年。関西が明治初期に主力とした輸出品は茶で、輸出総額は322万円だった。いまでは主力品目の半導体等電子部品だけで2兆5000億円以上にのぼる。大正から昭和、平成にかけて関西経済は「輸出で稼ぐ」スタイルを確立した。
全国の税関は22年11月28日に設立150年を迎え、大阪税関は記念事業とし...

コラム「関西タイムライン」は関西2府4県(大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良、和歌山)の現在・過去・未来を深掘りします。経済の意外な一面、注目の人物や街の噂、魅力的な食や関西弁、伝統芸能から最新アート、スポーツまで多彩な話題をお届けします。