再生医療用の細胞を素早く選別 京大、がん治療に応用も
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病気やケガで損なわれた臓器・組織の機能回復をめざす再生医療では、正常細胞が大量に必要となる。それらの細胞を素早く選別する技術も急ピッチで進化している。京都大学は新型コロナウイルスのワクチンで有名になったメッセンジャーRNA(mRNA)を用い、培養中に目的の細胞だけを選ぶ技術を開発した。再生医療だけでなくがん治療への活用も視野に入れる。2050年には一般医療で広く使われている可能性がある。
臓器や...
