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信長と光秀の子孫招き法要 比叡山焼き打ち450年

「比叡山焼き打ち」の犠牲者の慰霊法要(12日、大津市の比叡山延暦寺)=共同

織田信長や明智光秀による元亀2年(1571年)の「比叡山焼き打ち」から今年で450年の節目となるのに合わせ、天台宗総本山比叡山延暦寺(大津市)は12日、信長と光秀の子孫を招いて犠牲者の慰霊法要を営んだ。焼き打ちの悲劇や本能寺の変(1582年)で光秀が主君の信長を討った歴史を乗り越え、両家と延暦寺の代表が特別対談し握手を交わした。

阿弥陀堂での法要ではそれぞれの子孫でジュエリー会社勤務の織田茂和さん(43)と、歴史学者の明智憲三郎さん(74)らが参列し手を合わせた。境内にある鎮魂塚の前でも祈りをささげた。

比叡山延暦寺で行われたシンポジウムに参加する織田茂和さん㊧と明智憲三郎さん(12日、大津市)=共同

延暦寺では1992年以降毎年、焼き打ちの日とされる9月12日に法要し、犠牲者だけでなく信長自身も殉難者として慰霊してきた。天台宗が今年で最澄1200年の大遠忌を迎えたことを機に、同宗の開祖、最澄が残した「徳をもって怨(うら)みに報いれば、怨みはすなわち尽く」の教えを再確認し、織田さんと明智さんに初めて声を掛けた。

法要後のシンポジウムで対談した織田さんは、招きを受けた当初は信じられない思いだったと振り返り、「感無量。信長も隣に座って喜んでいるように感じた」と言葉をかみしめた。明智さんも「これまでの歴史で私がこの場にいるとは思ってもみなかった」と感慨深げ。動画投稿サイト「ユーチューブ」で視聴できる。〔共同〕

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