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国側「回答必要ない」、赤木ファイル確認時期 森友問題

(更新)
記者会見する赤木雅子さん(12日午後、大阪市)=共同

森友学園に関する決裁文書の改ざんを強いられ自殺した財務省近畿財務局の元職員、赤木俊夫さん(当時54)の妻、雅子さん(50)が国側に損害賠償を求めた訴訟の非公開の協議が12日、大阪地裁(中尾彰裁判長)で開かれた。国側は、赤木さんが改ざんの過程をまとめた文書「赤木ファイル」の確認時期や発見場所について「訴訟と関連性がないので答える必要がない」とした。

雅子さん側が明らかにした。協議後に大阪市内で記者会見した雅子さんは「国に不信感を持った。とても悲しい」と述べた。麻生太郎財務相が、ファイルが存在することに関し「4月20日ごろに(事務方から)報告があった」と説明したことには「ずっと前から(ファイルを)出してほしいとお願いしていた。真摯に対応してほしい」と話した。

雅子さん側によると、この日の協議で国側は、ファイルの分量は回答しなかった。財務省理財局と近畿財務局との間で送受信されたメールなど電子データ自体はなかったとし、紙の形で「ファイルにとじられている」と答えた。

ファイルの文書に関し国側が大阪地検特捜部に任意で提出した文書と同じものかは「捜査に関わるので回答できない」としたという。

国側は、改ざんが時系列にまとめられた文書などの存在を認める意見書を6日付で地裁に提出。第三者の個人情報が含まれており、改ざんに関与したと認定されていない職員らの私生活の平穏が脅かされる恐れがあるとして、黒塗りなどのマスキングが必要だとしている。6月23日の第4回口頭弁論までにファイルを提出する予定。

雅子さん側は11日付の意見書で、記載されている人物の当時の肩書や所属のほか、ファイルの確認時期や発見場所を明らかにするよう求めていた。〔共同〕

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