兵庫の地域ファンド、淡路島の貸別荘事業者に出資

みなと銀行(神戸市)、兵庫信用金庫(兵庫県姫路市)、神姫バス(同)、日新信用金庫(兵庫県明石市)などが共同で出資する投資ファンド「ひょうご観光活性化ファンド」は、兵庫県の淡路島で貸別荘事業を営むユーウィン(兵庫県淡路市)に1000万円を出資した。同社は調達資金を南あわじ市で手がける古民家再生の施設整備や運転資金などに充てる。
ユーウィンは2017年に創業。「Tiz」というブランド名を冠した貸別荘を運営し、現在、淡路市に6軒、洲本市に3軒、南あわじ市に1軒を展開している。
同ファンドはみなと銀行とみなとキャピタルが16年に設立。兵庫信金が5000万円、日新信金と神姫バスが1000万円を出資している。これまでに、淡路島で不動産開発を手がけるエナビードゥーエ(東京・港)などに出資している。