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大阪・交番襲撃事件、被告側が無罪主張 地裁初公判

(更新)

2019年6月に大阪府吹田市の交番前で警察官が刃物で刺され、拳銃が強奪された事件で、強盗殺人未遂などの罪に問われた飯森裕次郎被告(35)の裁判員裁判の初公判が19日、大阪地裁で開かれた。飯森被告側は起訴内容を認めたが、犯行時の責任能力を争うとして無罪を主張した。公判では刑事責任能力の有無が主な争点となる。

罪状認否で飯森被告は「多分僕がやったであろうことは認めるが、正直よく分からない」と述べた。弁護側は「犯行当時、飯森被告は統合失調症にかかっていて責任能力がなかった可能性がある」とした。

検察側は冒頭陳述で、飯森被告が事前に交番の勤務体制を調べたことなどを挙げ、「合理的で臨機応変な行動を取っていた。精神的な病気の影響はあるが正常な判断と言える部分も残っている」と主張した。大阪地検は19年7~12月に当時の精神状態を調べる鑑定留置を実施し、刑事責任能力があると判断して同12月に起訴した。

起訴状によると、飯森被告は19年6月16日午前5時38分ごろ、吹田市の千里山交番前で、古瀬鈴之佑巡査長(28)の胸などを包丁で刺し、実弾が入った拳銃1丁を強奪したなどとされる。古瀬巡査長は一時意識不明となったが、回復して職場復帰した。

飯森被告は事件翌日に大阪府箕面市の山中にいるのを府警の捜査員が発見し、強盗殺人未遂容疑で逮捕された。捜査関係者によると、同被告は逮捕後の調べに「病気がひどくなったせい、周りの人がひどくなったせい」などと供述していたという。

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