今年の漢字は「戦」 京都・清水寺で発表
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2022年の世相を1字で表す「今年の漢字」が「戦」に決まり、日本漢字能力検定協会が12日、京都市東山区の清水寺で発表した。ロシアによるウクライナ侵攻やサッカーのワールドカップ(W杯)の熱戦などが理由に挙げられた。
森清範貫主が縦約1.5メートル、横約1.3メートルの和紙に特大の筆で揮毫(きごう)した。
今年の漢字は28回目。協会のウェブサイトなどで募集し、最多得票の字を選ぶ。応募総数は22万3768票で、戦は1万804票(4.83%)。生活の中で起きている円安や物価高との戦いを体感したとの声もあった。戦が選ばれるのは01年以来2回目。
2位は「安」、3位は「楽」だった。
昨年は東京五輪・パラリンピックで日本人選手が多数の金メダルを獲得したことなどから「金」が選ばれた。
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