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村田製作所、福井で再生エネ100%の工場 蓄電システム導入

駐車場にカーポート型の太陽光発電システムを導入した(12日、福井県あわら市)

村田製作所は12日、福井県あわら市にある工場の使用電力のすべてを再生可能エネルギーへと11月1日に切り替えると発表した。容量913キロワット時の自社開発の大規模蓄電システムを設置し、太陽光発電設備や再エネ由来の電力購入と組み合わせる。同様の取り組みを自社の他工場にも広げる。

設備を導入したのは、高周波部品などの生産子会社、金津村田製作所(同市)。発火しにくく長寿命な村田の高性能リチウムイオン電池「フォルテリオン」を活用した蓄電システムを導入。駐車場にはカーポート型の太陽光発電システムを設け、蓄電システムと組み合わせる。二酸化炭素の削減効果は年368トンという。

太陽光発電の利用や蓄電池の充放電は、生産計画や気象条件をもとに人工知能(AI)を組み込んだ管理システムで制御する。太陽光発電の年間発電量は74万キロワット時で、自家発電で工場全体の電力使用量の13%をまかなう。太陽光パネルを増やし、数年で自家発電比率を27%に引き上げる。残りは再エネ由来の電力を購入する。

村田は2050年までに全事業所で使う電力を再エネにする方針。岡山村田製作所(岡山県瀬戸内市)などでも太陽光発電を導入しているが、再エネ比率を100%としたのは今回が初めて。村田製作所の中島規巨社長は12日、金津村田製作所での発表会で、「100%達成への道のりは長いが、世界中の自社施設で対応を進める」と強調した。

20年12月には、事業で使うすべての電力を再エネでまかなうことを目指す国際的な企業連合「RE100」に加盟している。

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