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兵庫・京都、大型施設が営業再開 大阪は休業要請続く

(更新)

新型コロナウイルスの緊急事態宣言が延長され、休業要請が緩和された兵庫県と京都府で12日、大型商業施設が営業を再開した。ただ新規感染者は抑え込めておらず、両府県は延長期限の31日まで平日は午後7時までの営業時間短縮を求め、土日は休業要請している。一方、病床逼迫が危機的な状況の大阪府は休業要請を緩和せずに維持する。

住友不動産が運営する大型商業施設「京都河原町ガーデン」(京都市)は12日午前10時にオープンした。4月29日に開業する予定だったが、緊急事態宣言の発令を受けて延期していた。施設には核テナントとして家電量販店「エディオン京都四条河原町店」が入居する。同店の金子誠治店長は「待ちに待った開業。フラッと立ち寄ってもらえるような店にしたい」と客を迎えた。

開業前には数十人の列ができ、オープン後はそれぞれがお目当てのフロアに向かった。20代の男子大学生は「家電を見て回るのが好きで、どんな施設か楽しみだった」と興奮した様子。新型コロナの影響で家にいる時間が増えたといい、「ゲーム機が目当てです」と話した。

オープンした京都河原町ガーデンに入る人たち(12日午前、京都市下京区)

約120店舗が集まる神戸市の三宮地下街(さんちか)も12日に営業を再開した。宣言の延長期間中は、平日は午後7時まで営業し、土日は休業する。店舗ではアクリル板を設置するなど感染防止対策を徹底しており、アルコールを吹きかけて消毒する姿もみられた。

あるカフェの女性店員は「あすから来店客の体温を測る機器を導入する」と説明。よく利用するという60代の男性は「経済的には再開したほうがいいが、感染が再拡大しないか心配だ」と話した。

平日の営業を再開した三宮地下街「さんちか」(12日、神戸市中央区)

観光・レジャー施設も営業を再開した。4月25日から臨時休館していた京都水族館(京都市)は12日、入場者数を制限する対策を取って再開した。館内では酒類の提供を中止し、持ち込みも控えるよう求める。

子ども2人を連れて訪れた京都市の男性会社員(36)は「大型連休中に近くの動物園は休園中で行けなかった。子どもがイルカが好きなので久しぶりに連れてこられてよかった」と笑顔を見せた。松本克彦館長は「感染対策を徹底して運営している。来られない人もSNS(交流サイト)を通じて発信する生き物たちの動画を楽しんでほしい」と呼びかけた。

4月25日からの宣言では、3府県は百貨店などの大型商業施設に生活必需品の売り場を除き休業要請した。5月12日以降、政府は午後8時までの営業を認める方針を示したが、具体策は対象地域の知事が判断することになり、対応が分かれた。大阪府はイベントの無観客開催の要請も継続している。

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