ダイハツ、CATLとEV電池供給で覚書
ダイハツ工業は11日、車載電池の世界最大手、中国の寧徳時代新能源科技(CATL)と、電気自動車(EV)の電池供給で覚書を締結したと発表した。ダイハツは2025年までにEVを市場投入する計画で、軽自動車や小型車のEV電池を安定的に調達できる体制を整える。
ダイハツは実質負担額100万円台の軽自動車EVを販売する方針だ。EVはバッテリーなどのコストが高く、軽の強みである価格の安さの維持が課題だった。CATLとは軽自動車や小型車向け電池の低コスト化といった開発で協力する。
CATLはこれまでもダイハツの親会社であるトヨタ自動車のほか、ホンダなど日系自動車メーカーとEV電池の供給などで提携を結んでいる。