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ニプロ、ワクチン向け注射器増産 22年3月まで年1億本

ニプロが開発した米ファイザー製の新型コロナワクチン1瓶から7回接種できる注射器

ニプロは12日、新型コロナウイルスのワクチンを効率的に接種できる注射器を、2022年3月までの1年間で約1億本生産すると発表した。米ファイザー製のワクチン1瓶から6回接種できる注射器と、7回接種できる製品をそれぞれ、5000万本ずつ生産できる体制を整える。

7回接種できる注射器は3月末に厚生労働省から製造販売承認を受けた。形状を工夫し、接種後に注射器内に残る薬液の量を0.002ミリリットルに抑えた。

インフルエンザワクチン用注射器などの生産設備を転用し、大館工場(秋田県大館市)とタイの工場で6月までに最大で月に計180万本を製造できる体制とする。タイの工場では11月をメドに月800万本の生産ラインも新設する。

6回接種用の注射器では、月50万本のタイの工場の生産能力を拡大する。8月ごろとしていた増産時期を前倒しし、6月には月300万~400万本まで増やす。22年1月には月1200万本まで引き上げる。

7回用と6回用をそれぞれ年5000万本生産し、国内に十分に行き渡れば、アジアなどへの輸出も検討する。

一般的な注射器ではワクチン1瓶から5回しか接種できない。12日に高齢者約3600万人を対象とする接種が始まるなか、6回用の注射器は医療従事者の先行接種にも採用されたが供給が追いついていない。

テルモも3月末から7回用の注射器の生産を始め、年2000万本を計画する。産業ガス大手のエア・ウォーターは6回用の注射針を年3億本生産する。

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