関空、地道にジャッキ上げ 地盤沈下から海上空港守る
とことん調査隊
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海上空港の関西国際空港は、1994年の開港直後から地盤沈下が続いている。その深さは第1ターミナルのある1期島で平均3.6メートル。何もしなければ水没しかねない状況だが、どんな対策をしているのだろうか。調べてみると、空港を支える様々な建設技術が垣間見えてきた。
まずは地盤沈下の原因について空港を運営する関西エアポートに聞いた。1期島の地下には平均で深さ約20メートルまで軟らかい粘土が堆積した「沖積...
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