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象印マホービン、株主提案の買収防衛策廃止に反対

象印マホービンは10日、2月16日開催の定時株主総会に向けて株主の投資ファンドが提案している買収防衛策の廃止について反対すると発表した。象印は「企業価値及び株主共同の利益に資さない大量取得行為で財務や事業の方針の決定が支配されることを防止することが、株主など全てのステークホルダーに利益をもたらす」とした。

株主提案をしているのはリムジャパンイベントマスターファンド。象印は2022年2月の定時株主総会で、同社株の20%以上を取得しようとする株主がいる場合に当該の株主以外に新株予約権を無償で発行する内容の買収防衛策を提案し、導入した経緯がある。これに対し、リムジャパンは「買収防衛策の導入は経営者による自己保身が明らか」と廃止を提案している。

リムジャパンはこのほかにも、政策保有株の売却や配当の増額など株主還元の拡充、株主資本コストの開示、取締役報酬の個別開示も総会で提案した。象印はこれら全ての提案に対して反対するとの見解を示した。

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