再生医療「12兆円市場」主導へ 関西の産官学連携
都市の針路 推進力を高める(3)
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「最終段階の治験(臨床試験)を始める。日米欧や中国で約1400人が対象だ」。塩野義製薬は、脳梗塞患者に「再生誘導医薬」と呼ぶペプチド(たんぱく質の断片)を投与するグローバルな治験を計画する。大阪大の玉井克人教授が開発した技術を活用した。骨髄の幹細胞が活性化し、患部へ移動して傷付いた組織を修復する。2021年末には第2段階の治験で「介助不要で自立できる患者の割合が増えた」というデータを公表した。...
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2025年万博に向け、大阪・関西が動き出しています。魅力ある都市とは、絶えず新しいものが生まれ、そこで学びたい、働きたいと若者がやってくる「憧れの対象」です。長期低迷からの脱却をめざす都市の現状を描き、都市の進むべき道を考えます。