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くら寿司の20年11月~21年4月、黒字転換 持ち帰り好調

回転ずし大手のくら寿司が9日発表した2020年11月~21年4月期連結決算は、最終損益が6億6800万円の黒字(前年同期は9億5900万円の赤字)に転換した。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、感染対策の徹底で既存店の来客が回復、持ち帰りずしも好調だった。

売上高は14%増の745億円で過去最高となった。持ち帰りや配達が伸び、半年で国内外28店を増やしたことも寄与した。台湾での売上高も店舗の増加に伴い6割増えた。米国は出店の大半を占めるカリフォルニア州などでの営業制限などが響き落ち込んだ。

営業損益は3億400万円の黒字(前の期は4億9100万円の赤字)。営業損益も黒字に転換したが、入店から会計までを非接触で過ごせる取り組みを前倒しで進めており、店舗改装やシステム導入の費用がかさんだ。

足元では国内で緊急事態宣言による時短営業が続き、台湾でも営業制限がかかっている。「米国事業ではV字回復を見込むが、全体として見通しを立てにくい」(岡本浩之取締役)として21年10月期の業績予想は未定とした。

同日発表した24年10月期までの3カ年の中期経営計画では、海外店舗を現在の2倍の135店以上に増やすと打ち出した。米国や台湾に加え、アジアで新規進出を図る。20年10月期に約10%だった売上高に占める海外比率を20%に引き上げる。

国内でも30年までに600店舗としていた計画を、700店舗に修正した。コロナ禍により都市部で居酒屋チェーンなどの撤退が相次ぎ、出店余地が拡大したと判断した。全店売上高の目標も3000億円から3600億円に引き上げた。

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