エディオンに不正アクセス、顧客情報流出痕跡確認できず
エディオンは8日、4月に公表した情報管理を委託していたグループ会社のサーバーへの第三者からの不正アクセスついての調査報告を発表した。顧客情報の流出について「痕跡は確認できなかったが、流出した可能性もある」(同社)としている。
不正アクセスされたのは、設置工事を伴うエアコンや洗濯機などの家電を購入した顧客の情報だ。電話番号や住所などの個人情報が7万3540件、荷物受け取りのサイン画像が3563件、家電の設置状況を写した画像データが553件になる。
エディオンは「他の業務システムへの不正アクセスは認識されていない」としている。今後は再発防止に向け、社内ネットワークの管理監視を強化するほか、侵入テストなども実施する。