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住友ファーマ、米で子宮内膜症への適応追加承認を取得

住友ファーマは8日、連結子会社が米国で販売する子宮筋腫薬「マイフェンブリー」が、子宮内膜症への適応追加承認を米国食品医薬品局(FDA)から取得したと発表した。当初は5月に審査が終わる予定だったが、FDAは追加の資料が必要として審査期間を8月まで延ばしていた。対象となる子宮内膜症の患者は米国におよそ750万人いるとされている。

マイフェンブリーは卵巣のホルモン量を減少させる作用があり、子宮筋腫に対しては経血量を抑える効果があった。今回の適応追加で子宮内膜症に対しては、痛みを抑制する効果が認められた。子宮内膜症は長期的な治療が必要な慢性疾患で、既存の治療法では薬の長期投与により骨密度が下がるなどの課題があった。マイフェンブリーは最長2年間投与することができ、長期の治療に使える。

住友ファーマは主力の抗精神病薬「ラツーダ」の特許切れが2023年に迫る中、マイフェンブリーをラツーダに代わる薬の一つと捉えている。

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