東和薬品、後発薬需要増でも伸びぬ利益率 778品目の壁
斎藤さやか
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東和薬品の売上高営業利益率が伸び悩んでいる。2022年3月期は前期比1.3ポイント低下し、11.6%の見通しだ。低下は3期連続。品質不正の発覚した日医工などからの振り替え需要で業績は拡大するが、効率改善に結びついていない。800品目近くもの後発薬をつくり分けるこれまでの事業モデルは、再考を求められている。
「不祥事を起こしたメーカーだけではなくそれ以外のメーカーに対しても不信感を持たれてしまい現...
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