食材使い忘れ、冷蔵庫が注意 シャープ新サービス
シャープは同社製の冷蔵庫で食材の使い忘れについて注意を喚起するサービスを2023年1月中旬から始める。食材をあらかじめ登録しておくと、数日後に冷蔵庫が食材を使った料理を提案し、使い忘れを防ぐ。冷蔵庫で保存したまま腐らせてしまうことを減らし、食材ロスに関心の高い若年層らのニーズに対応する。

シャープのインターネットにつながる冷蔵庫であればほとんどの既存機種で、機能のアップデートにより利用できる。食材を登録し、指定した日などに冷蔵庫が音声で知らせる。
シャープは冷蔵庫で以前から、近くのスーパーの特売情報を配信したり、食材を指定するとその食材を使った料理を提案したりするなど、インターネットを活用したサービスに力を入れている。
また、同社は冷凍時間を早めた冷蔵庫など6機種を2月までに発売する。想定価格は34万~43万円程度で、月に計1万1000台の販売を見込む。