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エア・ウォーター、メタンから水素製造 戸田工業と研究

メタンガスと鉄系の触媒を炉で反応させて水素を製造する

産業ガス大手のエア・ウォーターは7日、素材メーカーの戸田工業と水素製造システムの共同研究を始めたと発表した。戸田工業が開発する鉄系の触媒を使い、メタンガスから二酸化炭素(CO2)を出さずに水素を製造するシステムを開発する。2023年2月末まで研究を進め、24年ごろの実用化を目指す。

戸田工業の大竹事業所(広島県大竹市)で研究を進める。鉄系の触媒を高温でメタンガスと反応させて、水素とカーボンナノチューブ(CNT)と呼ばれる固体の炭素を生成する。エア・ウォーターは水素の精製装置を開発し、高い純度の水素を効率よく取り出せるようにする。

リチウムイオン電池の導電性材料として使われるCNTを販売することで水素の価格を抑える。30年時点の1ノルマル立方メートル(セ氏0度、1気圧での体積)あたりの調達コストは、政府が水素基本戦略で目標に掲げる30円を下回る20円を目指す。将来的には、反応炉の電源に再生可能エネルギーを使うことでCO2を排出しない「ターコイズ水素」として販売する。

共同研究は新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の水素利用等先導研究開発事業にも採択された。

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