セレンディクス、4600万円調達 設計技術者を増員

建設用3Dプリンターで球体住宅「スフィア」を製造するスタートアップ、セレンディクス(兵庫県西宮市)はみなと銀行(神戸市)やみなとキャピタル(同市)などから第三者割当増資を通じて4600万円を調達した。3Dプリンター住宅の設計業務を担う技術者の増員に充てる。
スフィアは一定の条件を満たせば建築確認申請が必要ない床面積10平方メートルのサイズ。24時間以内に建設が完了する簡便さと330万円(税込み)という手ごろな価格設定が話題を呼び、趣味用の小屋やグランピング設備として注目されている。