兵庫、宿泊代補助で県内観光促進 1泊最大5千円

兵庫県は6日、県民を対象に県内観光促進キャンペーンを14日から開始すると発表した。新型コロナウイルスワクチンの接種率が県内で60%を超える見通しが立ったことを受け、県内での宿泊に1人1泊あたり最大5千円を補助したり、同最大2千円分のクーポン券を配布したりする。9月の補正予算で同事業に7億3700万円を計上し、計10万泊分を確保した。
宿泊施設に電話や公式ホームページを通じて直接予約する場合と旅行会社の店頭で予約する場合に適用する。12月31日までの旅行・宿泊分で、土産物の購入などに使えるクーポン券は22日から配布を開始する。一定の感染対策を講じた約750の旅館やホテルが対象で、予約時などにワクチン接種済みかどうかを確認する。未接種の県民に対しては、4人以下かつ同居人との少人数旅行での利用に限る。
コロナ感染が再拡大した場合の、キャンペーンの停止要件も設けた。新規感染者数や病床使用率、重症病床使用率を判断指標とする。
6日の記者会見で斎藤元彦知事は「地域の経済活動を活性化させていく」と話した。

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