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クボタ、フランス新興に出資 カメラで農薬散布量を算出

クボタは6日、適切な農薬散布量を算出するサービスを手掛けるフランスのスタートアップに出資したと発表した。出資金額は数億円で、少数株主となったもようだ。主にブドウ農園で病害や生育不良が発生した場所を検知し、農薬を散布すべき場所や量を示したマップを作製する。

2015年設立のシュエット社に出資した。同社はトラクターやドローンにカメラを装着して農園を撮影し、人工知能(AI)が画像を分析することで農薬散布量を最適化できるとしている。専用の機器を用いて、農薬散布機がマップに合わせて自動で散布するように設定することも可能だ。

欧州では30年までに農薬を50%削減することが目標に掲げられており、散布する農薬の量を減らす技術の需要が見込まれる。クボタはAIによって農薬の量や散布の方向を制御する作業機も欧州で開発している。

クボタは19年にスタートアップへの出資を担う「イノベーションセンター」を設立した。日本やフランスに加えてイスラエル、シリコンバレーの農業関連スタートアップへの出資も積極化している。

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