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宝HD、米国の日本食材卸2社を買収 海外事業強化

宝ホールディングス(HD)は6日、日本食材卸を手掛ける米イリノイ州のヤマショウ社と、フロリダ州のケーシートレーディング社を買収したと発表した。両社の全株式を取得した。取得額は非公表。両社はこれまで宝HDが拠点を持っていなかった地域で日本食材を日本食レストランや小売店に販売している。日本食需要が大きい米国市場で売り上げの拡大を狙う。

グループ会社の米ミューチャルトレーディング社を通じて、同日までに両社の発行済み株式をすべて買い取った。ヤマショウ社の2022年9月期の売上高は日本円換算で約48億円、ケーシートレーディング社の22年12月期の売上高は約14億円の見込み。

両社は米中西部や南部で事業を展開しており、同国内の日本食材卸事業は8州9拠点から11州12拠点に拡大した。海外事業を担う子会社の宝酒造インターナショナルの森三典社長は「地域別に見ると北米の日本食レストラン数は多く優先度が高い。将来性・成長性があり、拠点数はまだまだ足りない」として、さらなる海外事業の拡大に意欲を示した。

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