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島津製作所、組合員平均で賃上げ5.7% 初任給も1割増

島津製作所は6日、2023年の春季労使交渉(春闘)で、4月から組合員平均で5.7%の賃上げをすると労働組合側に回答したと発表した。基本給を一律で底上げするベースアップ(ベア)はそのうち3%となる。新入社員の初任給も約1割引き上げる。好調な業績を背景に、優秀な人材の獲得を狙う。

労働組合側の要求に対し、経営側が6日までに満額回答した。大卒と修士の総合職の初任給を2万5000円引き上げ、若手社員と賃金が逆転しないように若年層の給与も引き上げる。

島津製作所の23年3月期は売上高が4700億円、純利益が490億円でいずれも過去最高になる見通し。新年度から新たな中期経営計画が始まる予定で、海外子会社の社員を本社に登用したり、社内公募制を拡大したりするなど人材戦略を強化する。梶谷良野常務執行役員は「物価上昇に対する従業員の不安を解消し、新たな中期経営計画における戦略、施策への意欲向上を期待する」とコメントした。

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