ハッカーが声明、パナソニックのカナダ子会社に攻撃

パナソニックホールディングス(HD)のカナダ子会社が身代金要求型ウイルス「ランサムウエア」によるサイバー攻撃の対象になっている可能性があることが6日、分かった。「Conti(コンティ)」という攻撃者グループが運営するとみられるサイトに、犯行声明が掲載された。パナソニックHDは「事実確認をしている」(広報担当)という。身代金の要求などについては分かっていない。
コンティは企業などにサイバー攻撃をしかけて機密性の高いデータを盗み出し、身代金を要求する。米国土安全保障省傘下のサイバーセキュリティー専門機関(CISA)によると、コンティはこれまで世界で1000件以上のサイバー攻撃を実施してきた。
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