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任天堂の4~6月期、純利益13%減 「あつ森」一巡

任天堂が5日発表した2021年4~6月期の連結決算は、純利益が927億円と前年同期比13%減だった。主力ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の販売が22%減の445万台だったほか、前年同期に「あつまれ どうぶつの森」が大ヒットした反動でソフト販売も10%減の4529万本と伸びなかった。

売上高は10%減の3226億円だった。携帯型の「ニンテンドースイッチライト」が57%減の114万台と落ち込んだ。一方でテレビなどに外部出力できる通常機の販売は8%増の331万台だった。通常機が品薄だった前期、比較的在庫の余裕があった「ライト」の販売が伸びた反動が出たとみられる。

決算発表と合わせ、最大1000億円の自社株を取得すると発表した。9月15日までに、発行済み株式(自己株式を除く)の1.5%にあたる180万株を上限に買い付ける。取得した全株は9月16日に消却する。任天堂の現預金は6月末時点で1兆1102億円と総資産の5割弱にのぼるため、その一部を株主に還元する。

任天堂は10月に画面に有機ELディスプレーを採用したスイッチの新型機を発売する。一方、世界的な半導体不足を背景に「(スイッチの)生産や出荷に支障をきたす可能性がある」(同社)とし、22年3月期通期の業績見通しや販売予測は据え置いた。スイッチは今期、前期比12%減の2550万台の販売を見込む。

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