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大阪で「町工場見学」の秋 八尾や貝塚、7000人が参加

大阪の各地でこの秋、町工場の見学会が開かれている。八尾市や堺市などで開いた「FactorISM(ファクトリズム)」や貝塚市を中心としたイベントには合わせて約7000人が参加。多くの家族連れが地元の職人技に触れていた。参加企業の人材確保や街おこしにつなげる狙いがあり、東大阪でも同様の催しが予定されている。

「こうして注いだ染料を、下から吸い込んで何枚もの手拭いを一気に染め上げます」。ファクトリズムに参加した西川由染晒工場(堺市)では西川由一常務が大阪狭山市から訪れた見学者に「注染」と呼ばれる伝統的な染め方を説明していた。

家具メーカーのオーツー(八尾市)は職人が座面や脚を仕上げて椅子をつくる工程を説明した後、見学者が座椅子を作るワークショップを開いた。天候にも恵まれ、4日間で6700人が参加。当初見込みの5000人を大きく上回った。

「貝塚オープンファクトリー」では、日本紙工(貝塚市)がコワーキング拠点で自社製段ボールを使い町をつくるワークショップを開いた。10人ほどの子供たちが段ボールの家に思い思いの絵を描いていた。

スーツのリングヂャケット(大阪市)やストッキングの中野産業(貝塚市)、タオルのテラシタ(泉佐野市)などが初めて公開した自社工場へも多くの見学者が訪れた。3日間の参加者は250人と予想を超え、企画・運営を率いた延生康二さんは「来年も多くの地場企業に参加してもらって地域を盛り上げたい」と手応えを感じていた。

19、20日には東大阪市で同様のイベント「こーばへ行こう!」が開かれる。地元の中小企業など16社・団体が参加し、工場見学やモノづくり体験のほか落語やジャズ演奏なども楽しめるという。

(高佐知宏)

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