クボタ、欧州で電動トラクター 23年レンタル開始 - 日本経済新聞
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クボタ、欧州で電動トラクター 23年レンタル開始

クボタは5日、電動トラクターを2023年4月に欧州市場に投入すると発表した。国内メーカーが電動トラクターを実用化するのは初めてという。数十台を用意し、2~5年間を契約期間として利用者にレンタルする。フランスのパリ市など自治体や公共団体の公園整備での活用を見込む。将来的には個人宅の庭園などでの利用も見据える。

電動トラクターは26馬力で、搭載するバッテリーは1時間の急速充電で平均3~4時間稼働する。仏やドイツ、イギリスなどでの需要を見込む。トラクターは都市部の公園で草刈りや運搬作業に活用されている。

欧州ではパリ市が24年以降にディーゼル車両の乗り入れ禁止を表明するなど、電動化をはじめトラクターの脱炭素化が求められている。電動化によって振動や騒音が抑えられるため、公園利用者が快適に過ごせる効果もあるという。

クボタは21年秋から約1年間、パリ市に開発中の電動トラクターを貸し出して実験してきた。顧客による電動トラクターの使用方法を調査し、バッテリーの稼働時間などに反映させた。

電動トラクターは販売も検討しているものの、部品供給などが制約になると判断し、まずは台数限定で貸し出す。「市場は電動製品の導入初期で、(販売すると)部品供給やアフターサービスでのフォローが困難になる可能性がある」(クボタ)としている。

電動トラクターは井関農機も開発を検討しており、まずは22年中に16馬力程度の小型芝刈り機を欧州で発売する計画だ。ヤンマーホールディングス(HD)も25年までにトラクターなどの電動農機に参入する。海外メーカーも最大手の米ディアが電動トラクターを開発中で、米モナークトラクターやソレクトラックなど新興勢も参入している。国内外で市場獲得競争が激化しそうだ。

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