ダイセル、自ら考える工場 現場840万データで最適生産
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化学メーカーのダイセルは自ら考えて操業する自律型工場の実現に取り組む。操作履歴など過去に蓄積した熟練作業員のノウハウ840万件を分析。無駄の少ない運転や設備の変調を予測して、年100億円のコスト削減を見込む。温暖化ガスの排出量が多い化学や鉄鋼などのプラントは脱炭素に向けた投資負担が重く、生産性の改善は共通の課題だ。将来は異業種を含め生産システムを外販していく。
兵庫県姫路市の海沿いに立つ網干工場...
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