iPS由来角膜移植の安全性確認 阪大、視力改善する例も
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大阪大学の西田幸二教授らは4日、iPS細胞からつくった角膜細胞を移植して視力の回復などを目指す治療について、臨床研究で安全性を確認したと発表した。4人の患者で移植から1年以上経過を観察したところ、腫瘍などはできず重い有害事象はなかった。矯正視力が最高で0.7にまで回復した例もあるという。3~4年後の実用化を目指す。
臨床研究は病気ややけどなどで角膜をつくる細胞がなくなる「角膜上皮幹細胞疲弊症」の...
大阪大学の西田幸二教授らは4日、iPS細胞からつくった角膜細胞を移植して視力の回復などを目指す治療について、臨床研究で安全性を確認したと発表した。4人の患者で移植から1年以上経過を観察したところ、腫瘍などはできず重い有害事象はなかった。矯正視力が最高で0.7にまで回復した例もあるという。3~4年後の実用化を目指す。
臨床研究は病気ややけどなどで角膜をつくる細胞がなくなる「角膜上皮幹細胞疲弊症」の...