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三洋化成 農業試験で宮崎県新富町と提携

宮崎県新富町と協定を結んだ三洋化成工業の樋口章憲次期社長㊧

三洋化成工業は4日、独自に開発を進める農業用素材「ペプチド」を用いた実証試験に関わる連携協定を宮崎県新富町と結んだ。ペプチドは植物の生育を促進したり害虫への耐性を高めたりする効果があり、実用化に向けて2022年1月に新富町の実験農場で試験を始める。次期社長の樋口章憲副社長は「5年後をメドに100億円の利益を生み出したい」と目標をかかげた。

新富町の実験農場の一角でまずはキュウリとブドウの栽培で試験する。溶解した液状のペプチドを葉の表面に散布。試験データを得て有効性を確かめていく。同社によるとペプチドを散布したキュウリは通常より1・5倍ほどのはやさで育ち、収穫までの期間を短くできる。ほかにも害虫への耐性を高め農薬の使用量を減らしたり、植物の機能性成分量を増やしたりする効果が期待できるという。

将来は製品販売だけではなくライセンス供与による収益を目指す。樋口氏は「(農業の関連技術が集まる)プラットフォームをつくっていきたい」と企業との連携を通して体制を強化していく考えを示した。同社は中長期的な重点テーマとして農業分野の研究を進めてきた。ペプチドは23~24年ごろに実用化したい考えだ。

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