田辺三菱、ワクチン国内申請目標ずれ込み「7~9月に」
[有料会員限定]
田辺三菱製薬は3日、開発中の植物由来の新型コロナウイルスワクチンについて、日本では7~9月の承認申請を目指すと明らかにした。目標としてきた3月からずれ込む。国内で既存ワクチンの接種が進んだことで臨床試験(治験)の参加者が集めにくくなっている。
ワクチンはカナダ子会社のメディカゴ(ケベック州)の技術を使う。たばこ属の植物にウイルスの遺伝子を組み込み、葉からウイルスの形を模した粒子(VLP)を抽出す...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り227文字