旭松食品、今期純利益69%減に 年間配当は10円に減配
旭松食品は3日、2023年3月期の連結純利益が前期比69%減の6000万円になりそうだと発表した。期初には7%増の2億1000万円を予想していたが、一転して減益になる。年間配当も期初予想から25円減配して、10円にする。大豆加工食品の原材料価格の上昇とエネルギー価格や物流費の上昇が利益を圧迫する。
売上高は前期比1%増の81億円、営業損益はゼロ(前期は2億500万円の黒字)になる見通し。それぞれ従来予想から1億円、2億2000万円引き下げた。22年10月から主力の凍り豆腐などについて5〜15%の値上げを実施したが、コスト増を吸収しきれない。
同日発表した22年4〜12月期の連結決算は、純利益が前年同期比84%減の3000万円だった。売上高は横ばいの61億円、営業損益はゼロ(前年同期は2億1300万円の黒字)だった。
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